大人になればどんなことからも自由になれると思っていました。
10代の頃を振り返ると「不満の多い子」でした。
社会は平等ではないこと、不条理が存在することに気づいていました。
それでも、その不公平さに抗いたくて防御機制をとっていた。
大人になれば、お金からも、環境からも、人からも自由になれると思っていましたが、寧ろその逆でした。
全てにおいて責任が伴い、お金を生み出すことも、環境を作ることも、無数にある小さな選択を積み重ねて発現する結果に過ぎなかった。
唯一自由になれるのは「人」との関係性。
連絡を取らなければ自然と消滅するのが人との繋がりでした。
年齢は「大人」ですが、私は大人かなと考えると…よくわかりません。
その瞬間を一生懸命生きている一人の人間としか言えない。
でも、「大人って何?」と聞かれるとはっきり答えられることがあります。
世界には矛盾が存在すること、不条理であることを静かに受け入れることが大人であること。
自分ではどうしようもないことが存在します。
それを受け入れて淡々といつもの日常を過ごすようになります。
「諦め」とは違います。
受け入れて、今を生きているんです。
受け入れると自由にまた一歩近づくような気もします。
大人って辛くもあるし、楽しくもあります。
この歳になって思ったのが、もう一つ。
自分の両親の弱さを目の当たりにして悲しくなること。
いつしか「別れ」があるんだろうなとハッキリと気づいてしまった。
そして、一人で生きていかなければいけないんだと…。
周りからは「結婚はいつするの?」とよく言われる年頃です。
私は結婚が人生のターニングポイントや節目という風には考えていません。
よくあるのが「この人と結婚したら人生が変わる」と期待して婚活することが多いと思います。
結婚は一つの選択であって、私の人生を変えるイベントではないと考えています。
人は慣れると怠惰になるし、特別は日常になってしまいます。
要するに、生きるって「一人で立つ」ことだと思っています。
大切な人ができても、弱さと孤独は死ぬまで共にしなければいけないものです。
自分の感情は外にあるわけえはなくて、内側にあるから。
大人になれば自由ではありますが、自由には孤独があります。
楽しい人生になるように孤独に打ち勝って生きていける大人になりたいです。


コメント