5月は転換期
5月は突然の転換期でした。
これまで「the Green garden.」はGAMONiiとは別にBASEで販売をしていましたが、ずっと感じていた問題点を解消するために一つのブランドとして運営していくことを決めました。
シルバーブランド「the Green garden.」は、もっとたくさんの年齢層に知ってもらおうとSNSを始めるのと同時に作ったブランドでもあります。
ゴールドの高騰も相まって、難しいブランド運営を変えていきたいと思い、スタートしたのがthe Green garden.でした。
消費者の皆様からすればシルバーはジュエリーではなくアクセサリーのイメージが強いですが、私たちが制作するシルバーはジュエリー作りと同じように時間をかけて制作しています。
特にシンプルリングなんかは職人の父の制作時間を含めると赤字の商品です…。
あの細さを鏡面磨きして販売している人はなかなか見たことないです(笑)
そのため、単独販売ができない商品でもあります。
(POP UPでは販売していますが、足を運んでくださる方々に恩返しできればという気持ちで置いています。)
ゴールドやプラチナで制作したジュエリーに比べればシルバーのラインはお手頃な価格で、the Green gardenを始める時に考えていた幅広い年齢層にあっているのかなと思います。
5月中にthe Green garden.をGAMONiiとして運営していくことをお伝えしましたが、心配な点もありました。
GAMONiiは20代の私が、時間をかけて少しずつ作ってきたジュエリーブランドですが、シルバーがいきなり入ったらお客様は戸惑うのではないかという心配をしていました。
動画で告知をしたところ、何の問題もなかったのですが…( ´艸`)
心配していた理由がちゃんとあります。
GAMONiiは真っ白な状態から地道に築き上げてきたブランドで、私にとってはとても愛着があります。
GAMONiiとしてお客様に何を伝えられるか分からず、荒川を毎日往復しながら自分を考察したり、意味を探してきたブランドです。
ある日は大泣きしながら荒川を歩いて日もありました。
行きついたのは10年後も20年後も30年後も、変わらない価値であり続けられるデザインを届けていく「timeless jewelry」でした。
勿論、全ての人を満足させるデザインは存在しません。
職人の目線で、長く着用しても飽きないデザインを追求しています。
独特なデザインというコメントもありましたが、時間を超えることができる現代的なデザインは「シンプル」である必要があります。
フォルム自体は独特に見えるかもしれませんが、あまり細工は加えないというのが私たちのデザインでもあります。
(もちろん、ばちばちのアンティークは一つのジャンルとして変わらない価値を生み出しますが…それは置いておいて)
the Green garden.とGAMONiiが一つになって1週間ほどが経ちましたが、何も問題なく皆さんが受け入れてくれることが何よりも嬉しいです。
GAMONiiは父と私が作っているブランドとして皆様が知ってくださり、名前はそれ程重要ではないのかもしれないと知りました。
2022年4月にローンチしたGAMONiiが2025年にはこんなに変わっているとは3年前の私は全く想像していませんでした。
短いようで長い3年です。
心も成長していると自分でも実感しています。
学ぶことはたくさんありますが、40歳になる私は立派な大人になれていること想像しながら進んでいこうと思います。
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