「最高」とは主観的なもの
「最高」は主観的なもの。それを決定するのは、あなたじゃなくて私の方(消費者)だ。「世界」はワガママだ。それは、あなたじゃなくて私が決定するものだ。私の趣向によって決定される。私の世界で最高になれ。
書籍「The dip」抜粋 -勝手に日本語に翻訳(ゆじょん)
ジュエリーの仕事を始めて、日本国内で「最高」の位置に立ってみたいと密かな夢を持っています。
最高は主観的なものだけれど、「私」ではなく「消費者」が決めることだと言います。
その言葉を後押しするのが猫のリング「君のために」です。
猫が好きな気持ちから自分が欲しい・つけたいを形にしたのが「君のために」です。
リアルな猫を忠実に再現し、「指輪をつける」という行動で感じるつけ心地の良さは、消費者として作り手が拘りを持って作ったと感じさせるポイントです。
これを形にした時の私は、私ではなく「消費者」の立場だったと気づきました。
同じく猫が大好きな方達の「好き」に当てはまっていたからこそ、たくさんの方が「君のために」迎えてくれています。
3年間のうちの初めの2年間は、世界の要望に見向きもせず私の好きで「最高」になろうとしていました。
面白さを消費者に与えることができなかったからです。
GAMONiiを知ってもらうための奮闘は半分は失敗でした。(残り半分はオンラインの世界を勉強する時間だったので成長する時間でした)
the Green garden.を始めたのは、コロナ以降地金の価格が徐々に高騰し始め、別の方向を見なければこの仕事を続けられないと判断したからです。
2023年11月the Green garden.をローンチする前から、予感はしていました。
山梨で行われるジュエリーの展示会では、某有名なジュエリー製造会社では真鍮で制作したアクセサリーブランドをローンチしていました。
それが2023年の初めだったと思います。
「あんなに大きな会社がジュエリーではなくアクセサリーブランドを?」
「なぜ?」
普通そう思いませんか?
ジュエリーが売れなくなったことを示唆していたんです。
大きな会社が方向転換をするなら同じように私もやらなければいけません。
だから、もう少し手の届きやすいシルバーブランド the Green garden.をオープンしました。
好きを形にしますが、the Green garden.ではSNSでお客様から積極的に意見を取り入れデザインをしています。
「消費者の視点」で私の好きを作り出すことを心がけています。
日本では書籍名が「the dip」ではなく下の名前でした。
かなり刺激的なタイトルでびっくりです。
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